2015年03月18日

岡山禁酒会館

大正12年(1923)、禁酒運動の拠点として誕生し、昭和20年の空襲による焼失からも免れた貴重な大正建築。3階建ての洋風建築に2階建ての和風建築が取り付いた和洋折衷スタイルが近代建築の谷間にあって愛らしい。

戦前まで1階に洒落たレストラン、2階に集会所、3階の屋根裏部屋に和式の宿泊室(7室)があったそうです。戦後は、聖書BOOKS、クラシック・レコード専門店などが入居。平成14年(2002)、財団法人・岡山禁酒会館からの要請を受けたNPO法人・Meats(ミーツ)がリニューアルさせた。現在、1階にカフェ、雑貨店、イベント・スペースが稼働中。


クリスチャンで禁酒家だった綱島長次郎(母方の祖母の叔父)は、東京帝国大学・法学部を卒業後、2年間アメリカに留学。帰国後は中備銀行(大正13年頃の大不況で倒産)や幼稚園を経営していた資産家。キリスト教伝道にも熱心で、禁酒会館の建設にもたいそう尽力したようです(祖母の自伝より)。


先日、禁酒会館内に資料室ができたというので訪ねてきました。設立趣意書など興味深い資料が多くあり、綱島長次郎が初代の理事長を務めていたことなどが確認できました(2004年7月7日、追記)。


前回の訪問で綱島長次郎が岡山禁酒会館の初代理事長だったことが確認できましたが、資料室では彼の顔写真を捜索中とのこと。財団から綱島家の本家にその件を問い合わせたことがあるようですが、何故か返事がなかったそうです。そんな事もあり、元旦に実家に帰った時、母に綱島家の写真を見せて貰った。「この中に長次郎さんが居るはずなのだけれど、名前が書いてないから解らないわねぇ。今度、本家の従姉妹に尋ねておくから」・・・とのことでしたが、昨日、綱島雅之さんから家系図と写真の名前一覧表がファックスされてきた。併せて、長次郎さんの孫に当たる路正さん(財団の理事)も東京に居られることも判明。明日、会館にこの資料を届ける予定(2005年1月11日、追記)。


当時の名物メニューだったカレーが懐かしの味そのままで復活。毎週火曜日~金曜日の12時から21時まで提供されています。1食850円、1日限定10食。金曜日はゆで卵付き。近々、試食に行ってきます(2008年1月29日、追記)。


岡山禁酒会館の隣りのビルが解体され、会館の南面と岡山城・西丸西手櫓が見えるようになったと聞き近影を撮影してきました(画像・2015年3月18日、追記)。

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年始(2010年1月3日)に岡山市内を散策した折、岡山禁酒會館を訪れました。 大正12年(1923年)に建立。 私が岡山に在住していた頃(... [詳しくはこちら]

コメント (1)

禁酒会館の記事、興味深く拝見しました。綱島のルーツが知りたく、調べています。 よろしければ、ご連絡ください。綱島一宜

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